みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
管理人のかざひなです。
契約社員から労働時間が週20時間以内のアルバイトになったっために、雇用保険適用外になっている状態です。
なぜ週20時間に収めているかというと、週20時間以上働いてしまうと社会保険料が発生してしまうからです。
収入の壁をたんまり設けるんじゃなくて、160万までの稼ぎなら雇用保険のみ適用か社会保険料+雇用保険料適用か選ばせて欲しいぞ!
雇用保険適用外なので、どうにか雇用保険っぽいものを自分で作れないか考えてみました。
雇用保険みたいなセーフティネットが欲しい
管理人は雇用保険適用外なので雇用保険のようなセーフティネットが欲しいと考えました。
セミリタイアの生活を体験するために、生活防衛資金は1年分用意しました。
だから何かあればこの生活防衛資金を使えば良いのですが…
できれば50代か60代に入るまで生活防衛資金には手をつけたくない!!
生活防衛資金分はできれば手をつけずに人生が終われればそれに越したことはないかなと思います。
人生の最後にお金を0にするという考え方はとても参考になって好きなのですが、多分性格的に難しい気がするから。
なので、もし『働きたい!』となった場合のために雇用保険について詳しく調べていきたいと思います。
雇用保険とは

雇用保険制度は、労働者が失業した場合などに必要な給付を行い、労働者の生活及び雇用の安定を図るとともに再就職の援助を行うことなどを目的とした雇用に関する総合的な機能をもった制度です。
厚生労働省より
個人的には、社会保険よりもこっちの雇用保険の方をつけてくれるとありがたいなぁと思うわけです。
雇用保険のみが適用されている会社もあると思いますが、大半は労働時間の条件のところで社会保険とセットで雇用保険があるという感じがします。
雇用保険は雇われて働くすべての人につけて欲しいなぁとは思います
雇用保険の条件
雇用保険の対象者は以下のとおりです。
(1) 31日以上引き続き雇用されることが見込まれる者であること。具体的には、次のいずれかに該当する場合をいいます。
・期間の定めがなく雇用される場合
・雇用期間が31日以上である場合
・雇用契約に更新規定があり、31日未満での雇止めの明示がない場合
・雇用契約に更新規定はないが同様の雇用契約により雇用された労働者が31日以上雇用された実績がある場合 ( 注 )
[(注)当初の雇入時には31日以上雇用されることが見込まれない場合であってもその後、31日以上雇用されることが見込まれることとなった場合には、その時点から雇用保険が適用されます。]
(2)1週間の所定労働時間が 20 時間以上であること。
厚生労働省より
つまり週20時間以上の労働で、31日以上雇われる予定がある人が雇用保険の対象者ってわけ!
会社での1日の労働時間が8時間として、週5日働くと40時間。
規定時間の半分以上働いてくれれば失業しても再就職の援助をしますということなんですね。
雇用保険の金額はどうやって決まるの?
雇用保険の金額は雇用保険料率によって決められています。
雇用保険料率は厚生労働省のホームページで見ることができます。
雇用保険料率の確認はこちら
業種によって若干の保険料率の違いがありますが、管理人は一般の事業に当てはまります。
令和7年の雇用保険の労働者負担は令和6年より少し軽くなってる!
国の保険負担が軽くなることあるんだな…
雇用保険料は
給料×雇用保険料率
もっと詳しく書くと、残業代や賞与にも掛かるとか額面からいろんなものを引いたものとか対象にならないのとかあるけれども、ざっくりこの計算で調べることができる。
雇用保険ってどうやってまかなってるの?

雇用『保険』と言うからには、きっと運用しているんだろうな
令和6年の雇用保険料率は0.6%です。※令和7(2025)年度雇用保険料率のご案内より
たくさんの人から徴収してるとはいえ、1年仕事して失業している人もたくさんいるわけで。
そうなると何かで資金を運用しないとまかないきれないよね?
調べていくと厚生労働省の「雇用保険制度における積立金等について」というページに運用している旨が書いてありました。
1 積立金について
○ 雇用保険制度では、特別会計に関する法律第103条第3項の規定により、雇用保険事業の失業等給付費に充てるために必要な金額を積立金として積み立てることとしています。
○ この積立金は、雇用・失業情勢が悪化した際にも安定的な給付を行うため、好況期に積み立て、不況期にこれを財源として使用するものであり、いわばビルト・イン・スタビライザー(自動安定化装置)機能を有するものです。
○ 将来の失業等給付費に充てるため、雇用保険制度の安定的な運営の確保の重要性を勘案して、労働保険特別会計徴収勘定から繰り入れられた労働保険料の一部を積立金として積み立てています。
○ なお、特別会計に関する法律第12条の規定に基づき積立金は財政融資資金に預託して運用しています。
厚生労働省より
財政融資資金ってなんだろ
財政融資資金とは財政融資をするための財源のことです。
じゃあ財政融資ってなんだよってことなんですが、財務省のホームページを引用します。
財政融資とは、財投債の発行により調達された資金や、預託金(政府の特別会計等から預託された積立金・余裕金)などによって構成されている財政融資資金を用いて、国の特別会計や地方公共団体、政府関係機関、独立行政法人などに対して主に長期・固定・低利で行われる融資です。
財政融資資金は、財政投融資特別会計の財政融資資金勘定において経理されています。
財政融資の対象は、政策的必要性が高く、かつ償還確実性のある事業となります。また、財政融資資金法第1条において、財政融資資金の運用は「確実かつ有利」に行うことが求められていることから、財政融資資金の運用先は、同法第10条において、資金の安全性及び公共性の確保を図るため、国や地方公共団体、政府関係機関などに限定されています。財務省より
財投資とはざっくり言うと国債の一種。
だよね、やっぱり運用しているよね。
雇用保険の財源は徴収した雇用保険の一部を運用することでまかなっていたということがわかりました。
詳しいことが知りたい方は財政投融資レポートっていうのを財務省で出しているので読んでみてください。
財政投融資について詳しく知りたい方はこちら
自分の雇用保険を作ろう
個人で雇用保険をまかなうというのは難しいことが分かりました…
やはり国の救済制度というのは強し!
そんでもって雇用保険だけ入りたい気持ちがとても強くなりました。
でも雇用保険の会社負担のこと考えると、やはり労働時間が週20時間は欲しいよなとは思います。目線が変わると考え方も変わるもんですね。
ま、でも何もしないより何か対策したほうがいいじゃろ
ということで、雇用保険の運用の内容である債券よりもリスクを取って、インデックスに投資しようと考えました。少しでも多く使える可能性を増やすために。
新NISAを利用するよ!年初一括投資できるほどの財源が管理人にはないからね!伸びしろがいっぱいあるのさ、管理人の投資枠は!つみたて枠すら埋まってないよ!
管理人のポートフォリオを見ると、現在は日本株の方が多いので日本以外でリスクを分散させようと思います。
投資金額を決める
まずは投資金額を決めます。
投資金額は雇用保険料率を参考に計算します。
88000円(ざっくり課税対象の給料)×0.6%(令和6年度の雇用保険税率)=528円
528円?贅沢な金額だね!
投資資金は今日から500円だよ!
令和6年度の雇用保険率を使ったのは0.55%を掛けるのが面倒くさかったからです。
キリが良くて良いじゃん?500円。
500円なら今の給料と生活からは簡単に捻出できる。
投資先を決める
投資先は日本以外にするといったもののどうしようか。
新興国…はなんだか怖いんだよね。
オルカンにもいるからそのぐらいの割合でいいかなぁ…
管理人が投資しているオルカンの新興国の割合は2024年5月時点で約10%ぐらいです。
いっそオルカンの積立金額に500円プラスしようかなとも思ったのですが、雇用保険分を分かりやすくするためにオルカン以外の投資にすることにしました。
よし、sp500にしよう!
投資信託をするにあたって、オルカンの他に悩んだのがsp500。
sp500(S&P500)とはアメリカの株価指数のことで、大型株500社で構成されてます。
直近10年の平均利回りはだいたい10%ぐらいです。※2025年3月現在
数百円を別の投資信託にするよりもオルカンにまとめた方が資金効率は良いのは分かってる。
りろんは知ってる。
でも、どのぐらいどうなるのか比べてみたい。
雇用保険の代わりに投資信託に新たに積立をした

投資資金は雇用保険料率を参考に500円。
投資先はsp500にして積立設定を完了しました!
現在のsp500は調子がいいかもしれませんが、未来はどうなるか分かりません。
元本割れのリスクは大いにあります。
ただ、増える可能性が高いのであれば少額積み立てていくのはありかなと。
ここまで考えるなら雇用保険適用されれば?となるかもしれませんがそこはほら、向き不向きがあるんですよ。
雇用保険が適用されるような内容の事象が起きたらこのsp500から手をつけていこうと思います。
せっかく自由な生活を手に入れたので、少しでも自由を長続きするためにお金のことを考え続けていこうと思います。
読んでくれてありがとうございます!
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