みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
管理人のかざひなです。
なんだかやる事が多くなったなーとか、もっとスッキリした感じで暮らしたいなーと思った時にいつも決まって読む本があります。

20代の後半ぐらいに本屋で見つけて、すごくのめり込んだ(立ち読みだけど)んですよね。
私もこんな暮らしがしたいなーって。
で、本屋に行くたびに立ち読みしてたんですよ。
当時はめちゃくちゃ貧乏だったので、なかなか1000円以上する本を買う勇気が出なかったのですが、これは買ってしまいました。
手に入れてから10年ぐらい経ちますかね、ずっと読んでます。
この本に惹かれたところ
シンプルにタイトルに惹かれました。
ドイツの暮らし方というか生活の仕方に憧れている管理人はまさにドンピシャなタイトルです。
ドイツの生活の仕方ってなんとなく効率的でゆっくり過ごしてるイメージがあるんですよね。
どんなに忙しい人でも定時で終わらせて休日は仕事を持ち込まないで、有給もしっかり取って充実した感じというか(あくまでも管理人のイメージです)
そんな暮らし方にとても憧れがあります。
だから、『ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣』というタイトルに惹かれたんです。
この本の好きなところ
この本は整理整頓の本というよりは、暮らしや生活の仕方全般においての事を書いています。
整理整頓についても書いてるし、食事についても書いてるし、人付き合いについても書いている。
だから、「なんか疲れたな」「なんか違うんだよな」と思った時にどれかの章が引っかかるんですよね。パラパラと流しで本をめくっても何かしらの記事に引っかかる。
多分そこが、モヤモヤしているところなんだと思ってよくパラパラ読みをします。
そんな中で管理人が好きな場所をピックアップしてみました。
写真
文章がメインの本なんですけど、写真も素敵なんです。
なんて事ないんですよ。たぶんこの本のために整えたとかではない感じなんです。
というのも写真から日常を感じるんです。
丁寧に使い込まれているであろう道具だったり、ちょっとした日用品だったり。
さっと作った手作りのものもあって、流行ってるものも全くないんですがすごく魅力的に見えるんです。
文章を読みたくない時は写真をメインにパラパラとめくって、画集のように眺めてるだけで「なんかいいなぁ」って思わせてくれるんですよね。
ドイツのことわざ
「ドイツにもことわざみたいなのがあるんだ!」とテンションが上がったんですよ。
整理整頓に関することわざが多いのですが、管理人が「確かに…」としみじみ思ったことわざを2つ紹介します。
Was man nicht im Kopf hat , muss man in der Beinen haben.
「頭に入ってない分は、足で稼ぐしかない」
『ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣』より
この本を見つけた当時は、コレクター気質でたくさんの物に溢れてたんですけどとても痛いところを突いてきたなと思いました。
どこだっけなぁと探し回っていたもん。物に溢れていたから。
そして時間を無駄にしてましたよね、今考えると。きちんと整理整頓が出来ていたなら何も探す事ないからストレスフリーなんですよね。
この本を読んでから、自分の使うものはできる限り一箇所にまとめるようにしました。
何かの機会があって必要なのにしまっている事を思い出せないものもあるんですけど、そういう物に関しては思い切って処分するようにしています。
Wie man sich bettet , so Schläft man.
「寝心地は、自分で整えたベッド次第」
『ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣』より
『自分の責任は自分で取りなさい』という意味だそうです。
確かに自分にとってちょうどいい事って自分にしか分からないよなって。
自分にとって暮らしやすい生活って自分にしか分からないから、自分で整えるしかないよね。
とはいえ、生活に疲れているというか、メンタルをやられていると何もかもしんどくなるんだよな。そんな時に片付けをするのは結構しんどい。部屋はメンタルを表すとはこのこと。
だから、しんどい時ほど片付けたほうがいいんだけどさ。
でもできるだけ片付けたくない管理人は自分の責任をどうやって取ったかというと、『ものを持たない』ことにしました。
疲れても片付けなきゃいけないものがあんまりないから暮らしやすいね。
ドイツの生活も書いてある
多仁亜さんが実践している習慣の中にちょこちょこコラムのような感じでドイツのことが書いてあるんです。
ドイツの生活に憧れている身としては、ドイツの生活習慣が垣間見えるコラムはとても楽しい。
この本が出たのは10年前ぐらいなので、現在のドイツはもしかしたら少し生活に変化があるのかもしれないのですが、根本はこんな感じなのかな?と思って読んでます。
料理が美味しそう
この本はちょっとだけ、料理本みたいなページがあります。
別に料理自体は特別でもなんでもない料理なんです。
でも、すっごく美味しそう。
この本を読んでいると暮らしが浮かんでくるのですが、こんな暮らしをしていてこの料理が出てきたら美味しいだろうなって妄想する。
じっくり理想のシンプルな暮らしをしていることを想像してから料理のページを読むのが美味しそうという気持ちが増すのでおすすめです。
今見ても勉強になることが多い
10年前よりもいろんなものがデジタル化して、要不要関係なく、自分のキャパシティを超えてたくさんの情報が絶え間なく入ってくるようになりました。
心に少し余裕がなくなってくると、この本が目に入ります。
一種の現実逃避みたいな感じですかね。
この本の中はせかせかしていなくて、常に自分の気持ちを大事にして今を過ごしています。
現実がぐちゃぐちゃでもこの本をパラパラめくってるだけでゆったりの暮らしに浸れるんですよね。
まぁ、現実に戻ると積み重なった本やノートやペンが散らかってるんですけど。
でも、そんな中でもこの本を読んだ後に何か一つ実践してみたくなる。
暮らしが合理的なのにとても温かい日々を過ごしている暮らし方にとても憧れる。
管理人のバイブルみたいな本。
多分これからもずっと読んでる。
この本はKindle版もあるんですけど、個人的には紙媒体で読むのがおすすめです。紙だからこその良さが詰まっている本なので。
読んでくれてありがとうございます!
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