みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
管理人のかざひなです。
SNSを辞めてからYoutubeをよく見るようになりました。
Vtuberというやつです。今まで見たことがなかったんだけど、とてもエンタメ感があって楽しいです。
ただ「これってマズイかも?」と思ったことがあります。
デジタルデトックスというやつをせねばならないのでは?
デジタルデトックスとは
デジタルデトックスとは、スマートフォン(以下:スマホ)やタブレット、パソコンなどのデジタル機器と意識的に距離を取り、心身の疲労やストレスを軽減しようという試みのことです。
アリナミンより
いろんなデジタルデトックスの事を調べてみたけれども、だいたい上記と同じことが書いてありました。
ネット見すぎるとやっぱり疲れちゃうんだな…
デジタルデトックスをしようとしたきっかけ
管理人が見ている動画はだいたい30分程度のものが多いです。
それである日突然「マズイかも…」と思ったんです。
管理人がマズイと思ったこと
- 動画を流しながらYoutubeのTLを追う
- 動画を流している最中でも面白そうなショート動画を見つけたら再生してしまう
- 情報系の動画は再生バーを右側にガーーーっと動かしながら大体の内容を見て終わる
アニメや映画はそういうことがないのですが、何故か他の動画はやってしまう。
結論まで待てないというか、飽きてしまうことが多いというか。
管理人、ちゃんと動画を最後まで見ることができなくなってしまった
デジタルの世界は自分から探さなくても、勝手にいろんな世界を見せてくれるようになっている気がします。
考えなくても自分が興味のありそうなものをAIでまとめてくれて、たくさん情報をくれる。
そんな情報だらけの画面をスッと指でスクロールするともっとたくさんの情報が視界に入ってきます。
考えることをしなくて良いせいか、自分で操れる情報のスピード感が心地良いせいなのか楽しいと思っているからなのか、時間はみるみると過ぎていきます。
そしてとても疲れます。
考えなくてよくてスピード感が心地よくて楽しいならなんで疲れるんだろうね?
脳がデジタルの世界に浸かっていると疲れているなぁと感じます。
管理人は
- デジタルの世界にどっぷり浸かっている時の状態
- リアル世界に戻ってきた時の脳の状態
- デジタルデトックスができた時の脳の状態
という3つの状態を経験したので自分なりに『頭の中』『心の状態』『時間の感じ方』の3つにまとめて感じたことを書いてみました。
デジタル世界に浸かってる時は高速道路を走っている状態(他人軸100%)
頭の中の状態
デジタル世界にどっぷり浸かっている時は高速道路を走っている時に似ているなと思いました。
たぶん過剰な情報量と、情報の変化のスピード感で、常に緊張している感じ
高速道路はかなりスピードを出して走るのですが、スピードを出すからこそ視野が狭くなり必要な情報をかなりのスピードの中から取捨選択しなくてはいけません。
管理人の場合は取り出せる内容が他人の意見ばかりでかなり薄いような気もします。
そしてそのスピードに慣れると頭がぼんやりするというか、逆に休憩すると疲れるというか。
疲れていることに気がつかないまま進んでいる感じです。
この辺りがデジタル世界にどっぷり浸かっている時と似ているなと感じています。
心の状態
管理人としては別に普通だと思っていたのですが、今考えてみると全く普通ではなかったなと。
ネットの世界って距離感を間違えると完全に他人軸で動いてしまうなと。
なんせ検索をかけると自分に興味のあるラインナップが勝手に出てくるし、動画も勝手に関連あるものを提示してくれるし、SNSは指先一つでたくさんの情報を見ることができる。
AIのシステムはとてもありがたく便利ですが、考えることをしなくても良くなります。
そして良いことも、悪いことも、知らなくて良いことも、全て目に届いてくるのです。
自分で選んでいるつもりなはずなんですが、いつの間にか提示された答えを全て見せてもらっている感じです。
ネットの世界では良いことも悪いことも全て一目で見えてしまうので、距離感を間違えると「こうあるべき」というのを無意識に作り出してしまいます。
この状態が一番疲れてしまう原因なのかもしれません。
管理人の場合は過剰な情報の摂取で謎の不安、万能感、イライラするっていう症状が現れたよ。
まぁ、ネットだけが原因じゃないかもしれないけどね。
時間の感じ方
時間はいつの間にか過ぎているという感じです。
最初は休憩のつもりで見た動画でも、終われば次の動画へ、次の動画へと進んでしまうので気づくと夜だったりとかね。
時間をドブに捨てるという感覚が合っているのかもしれません。
リアル世界は一般道を走っている状態(他人軸50%)
頭の中の状態
デジタル世界からリアル世界に戻ると、ちょっとだけ時が止まって見えます。
信号機もあるしコンビニもあります。
ブレーキを踏むことができるので、頭の中が少しクリアな状態になります。
適度なスピードで進むので目に入ってくる情報量は高速道路よりも少ないですけど一個の情報の理解度が濃いように思います。
道路を走っている最中に赤信号で止まる機会や、コンビニを何軒か通り過ぎていると、休憩して一旦情報を整理でもしようかなって思える
適度にブレーキがあると自分が疲れていることに気づけます。
リアル世界は、身近な人から聞いた話や自分が見てきた話がメインに情報収集が始まります。
情報のスピードはある程度あるけれども、自分で寄り道をする遊びがある気がします。
半分ぐらい自分の意思で動くことができるから、同じ情報を摂取するにも疲れの度合いが違う気がする
心の状態
リアル世界の割合が多いと、良い感じに『楽しい』という気持ちが戻ってきます。
自分の知らない事を教えてもらって実際に動いてみてとても刺激を受けたりしました。
例えばだけど、友達と一緒に自分だけでは絶対に行くことのなかった古着屋さんに行って、お店の人に古着の魅力を教えてもらったのすごく楽しかった!
その後、その古着屋さんが面白いよって言ってくれた店に行って、さらにそこの店でもこだわり聞いて、また新しいお店教えてもらって…っていう古着屋巡りはかなり良い刺激をくれた!
もちろん、ネットの世界でも調べれば出てくるものなんですが、実際に行動することが出来るかどうかは別なもんで。
身近な人の身近な情報だからこそ出来る気がして、情報量は多いのにとても心地良いですね。ちゃんと満たされた感じがしました。
嫌なこともある程度は受け流すことが出来ます。
時間の感じ方
等倍で進んでいるなという感じ。
ネットの世界からリアルの世界に戻ると、とても遅く感じます。
仮に動画やネットの検索をかけていても、見るものを見終えたらきちんとリアル世界に戻って来れるぐらいには時間の感覚ありますね。
デジタルデトックスができた状態(他人軸0%)
頭の中の状態
自分が見たものから全てが始まるので、情報の入ってくるスピード感は『徒歩』です。
なんだろう?から始まって情報を手に取るから咀嚼の時間が長くて一個の情報についてじっくり考えることができます。
もちろん、徒歩並みのスピードなので好きなところで立ち止まれます。
完全に自分のスピード配分で進んでいけるので、考えることに全く負担を感じません。
情報を隅々まで観察出来るし、周りに誰もいないので自分の考え方や価値観で情報を見ることができます。
『自分もしくはこの情報はなんか違うかも?』ということにも気づきやすいです。
心の状態
凪の状態です。
凪とは水面が波立たず穏やかな状態のことです。
情報は自分が動いた時しか目に入れようとしないので、何もストレスがないです
完全に自分が軸となって暮らすことになるので、少し程度の嫌な事であれば流すことが出来ます。
時間の感じ方
とってもゆっくり進んでいきます。
小学生の時の夏休みぐらいゆっくり進む!
時間って意外とたくさんあったのねぇぐらいの感じです。
朝起きてご飯食べて部屋掃除してちょっと作業してもまだ昼前か〜ぐらいの感覚。
デジタルデトックスしすぎるとちょっとしんどい
ネット社会のこの現代において、デジタルデトックスをしすぎるとちょっとしんどかったです。
デジタルデトックスしすぎると、話と感情のスピードについていけない
デジタルデトックスも行くとこまで行くと、完全に自分の世界になるので管理人はちょっとつらかったです。
管理人の感覚や価値観、世界を見るスピード感というのはリアル世界とだいぶズレているようでとてもとてもしんどかったです。
まさかの世捨て人一歩手前ぐらいの感じになった
特に感情の起伏が少なくなるので、『共感』という行動を忘れてしまいそうになりました。
というか、ちょっと忘れていた時期がある。
人によるのかもしれないけど、ちょっとは他人軸というストレスを受けるのが生きていく上でちょうど良いのかなぁと思いました。
- デトックスし過ぎるとリアル世界とのズレが生じて苦しい
- 若干のネット情報のスピード感は必要
- 何事も行き過ぎは良くない
読んでくれてありがとうございます!
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