インク沼に浸かっているいるみなさまこんにちは。
管理人のかざひなです。
管理人は万年筆が好きなのですが、それと同時に紙とインクも大好きなんです。
インクに関してはこれ以上増やすまいとなんとか耐えているところ。
そんなインク大好きインク沼にお住まいの方々の間で噂のからっぽペンを使ってみました。
からっぽペンとは
呉竹さんから出しているペンです。
「お気に入りのカラーインクでペンが作れる空容器」と書いてある通りのペンです。
どうやら「ink-café私のカラーインク作り体験セット」か「ink-caféおうちで楽しむ私のカラーインク作り」で作ったインクを使うものらしい。
敢えて言おう、
「自己責任さえとればどんなインクも試し放題」だと。
では、マナー(仮にインクが出なくても返品はしない)を守っていざ実験です!
今回使ったインク
色彩雫の躑躅を使いました。
インク残量が少なくてだんだん万年筆で吸い上げるのが難しくなってきたインクです。
でもまだ残ってる……使い切りたい。
いざインクの吸い上げ
綿芯と呼ばれるものをインクに浸すだけなんですが、ものの数秒で吸い上げていきます。
たぶん2秒ぐらいで綿芯の8~9割までインクを吸い上げます。
動画に撮りたかったのですが、あまりに一瞬の出来事だったので慌てて綿芯を引き上げました。
ちなみに、綿芯のまわりに厚めのフィルム?が巻いてあるので、素手で掴んでも汚れることはないです。便利。
インク吸い上げの際の注意
吸い上げるインクの量に気を付ける
説明書を見ると8割程度吸い上げると書いています。
最初は持っている方が少し白くても、時間が経つと良い感じに全部にインクが回っていくので吸いすぎは本当に良くないかなと…
ちなみに、躑躅は9割ぐらい吸い上げてしまったのですが、ペンのお尻の方に若干にじんだ感じでインクが漏れています。
でも、今のところペンの外には漏れていないので良し。
ティッシュなどをあらかじめ用意してから吸い上げる
「ティッシュやペーパータオルをご用意ください」と説明書の一番最初に書いています。
本当にね、これは説明書通りの順でやったらいいよ。
呉竹さん、順番を守らなくてごめんなさい。
吸い上げてる間に用意すればいいや~とかのんきな事を思って失敗しました。
因みにふき取りをめんどくさがるとこのようになります。
事件です。
思った以上に凹みます。
ちゃんとふき取った場合はこうなります。
ずぼらな性格を呪うしかないですね。悔しいです。
私は現実(失敗)とともに生きていく。
書いた感じはどうなるだろう
書き心地はマジック?のような感じですかね。
でもマジックよりも滑らかな書き心地。
細さはこんな感じ。
重ねると色が濃くなるという万年筆特有の筆跡もありつつ、5㎜角のマスの中にも字が書けるぐらいには細い。
漢字を書くとちょっと字がつぶれちゃうかな。
裏抜け具合も見てみたけど通常の万年筆で書くよりも裏に抜けにくい気がします。
ペン先がインクの量をうまく調整してくれているように感じます。
シールを貼って完成
キャップに貼る用のシールがついてきます。
吸い上げたインクの色を塗ることが出来ます。しかも意外とちゃんと塗れる。
こうやって塗ってキャップの真ん中に貼れば完成です。
いかがでしょうか。
自分だけのペン……というより、お気に入りのインクを普通の文房具のように持って歩ける!!!という感動。
これは筆箱に雑に入れたとしても全く問題ないし、インク漏れに気を使うこともない。
すごくテンションが上がる。
からっぽペンは良いぞ
何日か使ってみたけど、インクが漏れることもないし、鮮やかに色が出るしからっぽペン最高ですね。
チェックに使う赤ペンやアンダーラインにも使える。
なにより吸い上げが難しくなった量のインクを使い切ることが出来る!!
すごい、素晴らしい……
インクを減らしたいから買ったはずのからっぽペン。
からっぽペンを使いたくて、新しいインクを買いそうになっています。
インク沼の住人はさらに沈んでいくことでしょう。
もし試しに使ってみて気に入ったら他のインクも飲ませたくなることでしょう。
今回使ったインクは色彩雫のシリーズ。
他にもSIKIORIシリーズも使ってみましたが、こちらも問題なく使えました。
ぜひ自分のお気に入りのインクを是非お手軽に持ち歩いてください。
※説明書記載のインクを使っていないという時点で、インクが出ない可能性は充分にあります。
試す際は自己責任でお願いします。
半年後のからっぽペンを見てみますか?