みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
管理人のかざひなです。
先日ツイキャスで「NISAを開設したいんだけど、どうやっていいのか全く分からない。銀行口座で開けるの?ど素人でも分かる開き方を教えて欲しい」というようなお話がありました。
管理人が口座を開いた時のことを思い返しながら、その時ツイキャスしていた主に届けばいいなと思ってNISA口座の開設についてまとめていこうと思います。
さ、お決まりの文句が出たところでまとめにいきましょう。
新NISAとは?ざっくり解説
NISAは元々「少額投資非課税制度」という仕組みのものでした。
簡単に中身をお伝えすると、「非課税期間内かつ非課税の上限枠まではもらう配当金や譲渡益(株を売った時の利益)等が非課税になりますよ」ということ。
通常、配当金や譲渡益は大体20%(住民税5%、所得税15%)の税金がかかるので、それを考えるとNISAの制度を活用するのはかなりお得だと言えます。
旧NISAは一般NISA(個別株等も投資信託も買えるけど非課税期間が短い)とつみたてNISA(投資信託のみだけど期間は長い)に分かれていました。
その期間限定で投資の仕方も別々だったNISAが2024年から「非課税保有期間が無期限化、口座開設期間が恒久化、非課税限度額を1800万円までにしますよ。あと個別株も投資信託もどっちもいいよ。」となったもんだから、株式投資等を活用しての資産形成にとっても優しくなったわけです。
まずは証券口座を作ろう
NISA制度を使うにあたってまずは証券口座を開設しましょう。
証券口座がなければ株式投資をすることができません。
銀行口座との違いをざっくり言うと
証券口座→株式などの金融商品の取引・保有
銀行口座→現金の取引・保有
証券口座は口座開設費、維持費などは掛からないのでご安心ください。
人気の口座は「楽天証券」と「SBI証券」ですね。
窓口行って口座開設という手もありますが、面倒だというのと対面で手続きが本当に苦手なのでネット証券選びました。いいよね、一方的に事が進んでいくのって。
あとは、右ならえの考え方ではあるんですが、大多数の人が選んでいる証券口座を選ぶと何かあった時の情報量が多いので安心です。手数料も少ないことが多いと思います。
何を選んでもいいとは思いますが、管理人は楽天証券を使っているのでのちに楽天証券の口座開設の手順を説明していきます。
他の口座を選ぶ方でも、ポイントとなるところは同じだと思うので口座開設のポイントは参考にできるかなと思います。
NISAを始めるには証券総合口座が必要
NISAをやりたいからNISA口座だけ開設するということはできません。
まずは総合口座の開設が必要です。
総合口座は株式の取引に必要な口座。
銀行でいうと普通預金口座みたいな感じかしら。
普通預金口座がないと定期預金口座もできないしね。
口座の種類を選ぶ
総合口座を開設するにあたって「一般口座」を開くか「特定口座(源泉徴収なし)」「特定口座(源泉徴収あり)」を開くかを選びます。
ざっくり説明すると
一般口座…確定申告必要(取引履歴は自分でまとめる)
特定口座(源泉徴収なし)…確定申告必要。年間取引報告書を証券会社がまとめてくれる
特定口座(源泉徴収あり)…基本的に確定申告はいらない。証券会社の方で取りまとめて納税や還付をしてくれる。自分ですることもできる。
確定申告がめんどくさい人はまずは特定口座(源泉徴収あり)でもいいのではないでしょうか。この3つの中で確定申告をしてもしなくても良いと選べるのは特定口座(源泉徴収あり)ですしね。
【重要】配当金等の受け取り方式を選ぶ
受け取り方式を間違えるとせっかくの非課税枠の恩恵を得られないよ!
と、いうことでNISA口座開設するにあたって配当金の受け取り方式は
株式数比例配分方式
を選びましょう。楽天証券もそう言っている。
証券口座の開設の手順(楽天証券)
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 上記2つがない場合は健康保険証、パスポート、住民票など
- お金(最初の取引分の入金額が必要)
楽天証券のホームページへ飛んで、口座開設を押します。
ここでは「楽天会員ではない方」と「楽天会員でログイン」に分かれるので自分の状況に沿って進んでいってください。
口座を選ぶのはこの時だろうか…すまん、覚えてない。
だから確定申告とか税金関係の負担が少ない口座設定の仕方まとめておくね。
- 口座…特定口座(源泉徴収あり)&NISA口座
- 受け取り方式…株式数比例配分方式
進んでいくと楽天証券からメールが届きますので、メールのURLから手続きを始めます。
その時に必要なのが本人の確認書類。
マイナンバーカードがある方が手続きがとても楽です。なんせ全てスマホで完結する。
その後にログインIDが送られてくるので楽天証券にログインしてマイナンバーの登録をします。
取引可能になりましたというメールが来れば取引可能になります!取引するには証券会社に取引する分の入金が必要です。
楽天銀行持ってたら自動スイープってのを使っとくと入金楽です。
投資信託の積み立てをするだけだったら一度設定するぐらいでほっとけばいいのですが、個別株の取引をするならiSPPEDというアプリが便利ですね
と、いうことでざっくりNISA口座の開設について説明してみました。
ポイントは口座の種類と受け取り方式の選択。
せっかく興味持ってくれた株式投資なので、「やってよかったな」って思ってくれたらいいなぁ…
あ、でも投資は自己責任の世界なので銘柄選定とかは自分で調べておくれよ。