みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
管理人のかざひなです。
数ヶ月前にフローリングを杉の無垢材に張り替えました。
使っていると、ものを乗せたあとや、何かを落としたあとなど小さい凹みや傷が出てくるようになります。
まぁ、それも味なんですけど、今回は無垢材ならではの修復方法で凹みを直してみました。
まずは凹みを見てもらいたい
これね、体重計の跡ね。
樹脂やアクリルコーティングをしていないので、表面が柔らかいんです。
決して重いわけでは……ないと信じたい。
筋トレ頑張ります。
あと、体重計は固い床でしっかり計りましよう。
全然数値が違います。
そうじゃなくてね、表面が柔らかいということはこういう傷がたくさんつくわけですよ。
傷の具合によっては直らないものもありますが、無垢材はこんな方法で修復が可能です。
傷の箇所に水を含ませる
コットンでもティッシュでも良いので、水を含ませた何かをこんなふうに置きます。
びっちゃびちゃに濡らしちゃってください。
無垢材がギュンギュン水分を飲み込んでくれます。
木は調湿効果があります。
呼吸するとも言いますね。
湿度が高い時は水分を含んで膨らみ、湿度が低い時は水分を放出して痩せていく。
そうして木本来がちょうどいい状態に戻ろうとする性質を利用してるんです。
凹みが深い場合はこのまま一晩置いておいてください。
20分後の状態
今回はそんなに凹みが深くないので長く置かなくてもある程度は修復できます。
20分後はこんな感じです。
濡れてるとはいえ、結構戻ってますねぇ…
若干凹み後が見えるぐらいでしょうか。
このまま乾かしていきます。
え?ティッシュ?
他の凹みのところに会いにいったわ……
次の日
いかがでしょうか。
浅い凹みは完全無くなりました。
これね、めんどくさがってティッシュ途中で退けたけど、朝までびちゃびちゃティッシュ置いとくともっと綺麗に直るんだよ。
無垢材は凹んだらびちゃびちゃに
改めてビフォーアフターの写真を見てみるとこんな感じ。
比べて見ると段違いですね。
塗装してあるものは注意してね
ちなみに、無垢材でも塗装してあると、修復できないことがあるので気をつけてくださいね。
無垢材をびちゃびちゃにして修復できるのは、
塗装をしてないもの、オイルフィニッシュをしているもの。
オイルフィニッシュの傷修復については、色々あるようですが、大体やすりをかけて水を含ませたコットンを当ててアイロンで熱を与えてオイルを塗り直すって感じでしょうか。
無垢材って手入れが大変かと思うんですが、案外楽なんですよね。
使っているうちに艶も出てきて、色味も深くなっていくので眺めてるだけでニコニコしちゃいますね笑
一緒に歳を重ねていけるって嬉しいね。
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