みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
管理人のかざひなです。
かなりのんびり部屋の改造や修復をしています。
窓の木枠と壁紙のカビがどうしても取れない
就職で家から出ていき使わなかった期間が長かったため、あちこちダメージがあります。
家は人が住まなくなるとすごい勢いでダメージ重なってくからね
ちまちまと壁を塗り替えたり漆喰の壁に塗り替えたりしていたのですが、まだどうにもできない箇所があります。


窓枠の黒カビと壁紙の茶カビ。
窓枠は表面の加工があまりないか、風化してしまっているため塗料の膜が弱いです。
壁紙は最初茶色いから錆かと思ったのですが、カビのようです。
アルコールで拭いたりしてみたけど全く取れなかったんですよね。
何をしても取れなかったので見て見ぬふりをしていたのですが、さすがにどうにかしたい。
そんな感じで、何でカビを取ったらいいのか調べて見ました。
カビは何で取れるの?
カビは次亜塩素酸ナトリウムで取れるようです。
次亜塩素酸ナトリウムの市販品は、キッチンハイターやハイターです。
キッチンハイターでカビは取れるの?
じゃあ、キッチンハイター使えばいいのかな?と思いさらに調べてみた
キッチンハイターでもカビは取れるようです。
ただ、原液だと強すぎるので薄めて使わなきゃいけないようです。
木材に使う場合は、木材に薬剤が残ると色がはげたり痛んでしまうとのこと。
んー…水ぶきが必要だなぁ…壁紙は薬剤を拭き取れそうな気がするけど、木材は染み込むから薬剤が取れたかどうか分からないよな
簡単に使えるカビ取り剤はないか
管理人は薬剤を薄めたりとか使った後に水拭きしたりとかそういうのが一番面倒くさいと思っている
掃除に関しては、割合を守って薄めたり使った後に水拭きをしたりしなくてはならないというのが一番面倒くさいと思っております。
なので、以下を条件にカビ取り剤を探して見ました。
- カビによる黒ずみが取れる
- 薄めなくて良い
- 水拭きをしなくて良い
- かけるだけで終わりたい
そんなわがままを叶えてくれそうな商品を見つけました。
カビホワイト(緑)

どうやらカビホワイトはカビを取りたい箇所によって色分けされているようです。
木枠が使える種類はこの緑のみでした。
- 用途…漂白されやすい材質のカビ取り
- 使える場所…木材、布団、マットレス、カーテン、畳等
カビ取りの難しい自然素材に対応してるの嬉しい!!
管理人が使ってみようかなと思った決め手はこの文章でした。
薬剤はアルコールのように蒸発して、無害なレベルまで消えて無くなるように作られています。ふき取れない箇所はそのまま乾燥させても無害になりますが、雑巾で水拭きすることで、乾燥時間を短縮できますので、水拭きすることをおススメしています。
え!?拭き取らなくても無害になるだと!?
水拭きをする方が早く乾くらしいので、公式ではカビホワイトの使用後には水拭きをお勧めしています。
けど、薬剤を拭き取らなくても問題ないなら拭かなくてもいいじゃないか!
管理人はこういうのを待っていました。
使用期限は約2年間だそうなので、試しに300mlの方を買ってみました
届いたカビホワイトはスプレーと本体が別々になっていて、説明書も入っていました。

説明書には他の商品の説明も書いてあります。
こういうのって使用期限があるんだねぇ
使える範囲が広いので、案外すぐに使い切ってしまうかもしれません。
カビホワイト緑の注意点
自然素材に使えるとはいえ、色落ちやシミができることもあります。
気になる場合は目立たない場所で試してみてから使うことをお勧めします。
あと、微量ながら塩素の香りがするので換気をしながら作業した方がいいです。
肌が弱い、薬剤が目に染みやすいなどあれば、手袋やゴーグルをして作業するのがいいのかもしれません。
木材の黒カビを取ってみた

黒カビの生えている部分は窓枠の木材です。
窓枠のところに使うとなるとサッシ(金属)が近くなります。
金属のところに薬剤が当たるとサビの原因になる可能性もあるようなので、ナイロンの筆を使うことにします。
本体に貼ってある説明を見ると、目線より高所は刷毛(ナイロン製)で塗布と書いてありました。
目線より高い場所ではなくても、周りに薬剤がかかってほしくない場所に使うならハケを使うことをお勧めします。
実際にハケで薬剤を塗りましたが、細かいところの作業ができるのでとても楽でした。
用意するもの

- カビホワイト(緑)
- 紙コップ
- ハケ
- やすり(#120)※毛羽立ちなどがある場合はあると良いです
ハケはダイソーで買いました。ナイロン製のハケであればなんでも良さそうです。
紙コップは薬剤を入れるために用意しました。
薬剤に耐えられるようであれば、紙コップやプラコップなど使い捨ての入れ物だと後片付けが楽です
やすりに関しては木の表面が毛羽立ってしまったり、カビがひどすぎる場合にあると便利です。
お勧めは120番のスポンジやすりです。

木を傷つけず毛羽立ちや表面のカビを取り除くことができます。
スポンジタイプだと、力が入ってしまってもクッションが効くので、やすりがけが成功しやすいです
カビホワイトをカビの部分に塗る

最初に埃などを取り除いたら、木の目に沿ってカビホワイトを塗っていきます。
木の目に逆らってしまうと木にダメージが行きそうなので、念の為木の目に沿ってハケを動かしました。
最初はこのぐらいの量を紙コップに出しました。

どのぐらい使うか分からないので、少しずつ継ぎ足して使うのが無駄なく使えます。
どのぐらいの量を塗ればいいのか分からないので、説明書にある通りカビ全体が湿るぐらいを目安に塗ってみようと思ったんですが、一塗りする度に塗料なのかカビの色なのか黒い汚れがハケに付くんですよ。
いつになったらこのハケについた汚れが無くなるんだ?
見てください、この汚れた薬剤を。

汚れが気になりすぎてカビが湿るぐらいという目安を忘れて塗りたくってしまいました。
ビシャビシャに塗りたくった木枠はそのまま放っておきました。
塗布してから30分は放置と書いてありましたが、かなり濡らしてしまったので次の日まで放置しました。
カビホワイト緑は塗りすぎても大丈夫?
仮にビショビショに塗ってしまっても、乾燥が遅れるぐらいで問題ないと説明書に記載があるので問題ないです。
実際にビショビショにしてしまいましたが、特に何も問題はありませんでした。
2回目、3回目の塗布
2回目の塗布
次の日まで放置した窓枠はこんな感じでした。

ちょっと黒カビが薄くなった気がします。
黒カビがひどい部分は表面が白っぽい感じになりました。
カビのダメージがそんなにない場所は、木材の色落ちもそんなに無くカビが取れたように感じます。
少しカビが取れたとはいえ、やはり黒カビの濃さが気になります。
なので2回目の塗布をしました。
2回目もハケが黒くなってしまったので、やはりまだカビの色素が残っているのだと思います。
またびしゃびしゃに塗って次の日まで放置しました。
3回目の塗布
2回目の塗布を終えた翌日の窓枠はこんな感じです。

白っぽくなった黒カビが少し無くなったような気がします。
なんか表面が毛羽立ってしまったような…
思ったよりカビによるダメージが酷かったのかもしれない
まだ黒カビによる黒ずみが木になるのでカビホワイトを塗布しました。
毛羽立ってしまった表面はハケを動かすだけで、ティッシュの切れ端を濡らしてこねたような木くずが出来上がります。
もしかしたら一度表面にヤスリをかけた方がカビが取れやすいのかもしれないなぁ
2回目の時よりは薬剤の汚れが薄くなっているので、やはりカビが取れると薬剤は汚れないのかもしれません。
またしてもビシャビシャにカビホワイトを塗りたくって放置しました。
やすりがけ後4回目、5回目の塗布
やすりがけ後4回目の塗布
3回目の塗布をした翌日の窓枠はこんな感じです。

全体的に表面が白っぽくなっているような気がします。
毛羽立ちのせいなのか、カビが取れているのかよく分からない状態ですね。
なので、一回やすりがけをしました。

画像の通りに、スポンジヤスリ(#120)を寝かせて木目に沿って優しく何度もやすりがけをしていきます。
強くヤスリをかけてしまったり木目を無視してヤスリをかけてしまうと、木材が傷ついて余計にダメージを与えてしまいます
ヤスリをかけたらこんな感じになりました。

ざらざらした表面がなくなり、手で触ってもツルツルした感触になりました。
なぜか木の色も復活したように見えます。
でもまだ黒ずみが気になるので、カビホワイトを塗布しました。
5回目の塗布
4回目の塗布が終わって後日の窓枠の様子はこんな感じです。

黒い部分がだいぶ取れました!!!!
また毛羽立ってしまった部分はありますが、かなりの黒カビの部分が取れました。
やすりがけをしたのが良かったのかもしれません。
こうなればやれるところまでやってみようと、また毛羽立った部分にヤスリをかけて5回目の塗布をしました。
黒カビがかなり取れました
5回目の塗布を終えて数日後、窓枠はこんな感じでした。

うおおおおおおおおおおおヤッタァあああああああああ!!!
カビがだいぶ取れたぞぉぉぉぉ!!
まだ黒ずみがあるとはいえ、最初に比べるとすごい変化ですよ。
まだ黒ずみがあるのですが、単純に色素沈着してしまったものなのかまだカビが残っているのかはよく分かりません。
ただ、薬剤による木の痛み(白くなる、割れる等)は見当たらないので、カビホワイトを使って良かったなと思います。
ヤスリをかけているので、湿気から守るためにラナパーで木材を守って完成です。

ラナパーは自然のワックスなので、撥水の効果もあります。
1週間以上かけてカビ取りをした成果はこちら↓

年季の入った黒カビを取るのは時間がかかりましたね。
でも、値段とカビ取りの手間を考えると、木材のカビ取りするのに買って良かったなと思いました。
薬剤塗るだけでカビが取れる、拭き取らなくても乾けば無害になるというのは、面倒くさがりの管理人にとってはかなり嬉しかったです。
何より、どうやっても取れなかったカビが取れたってのが嬉しい!
壁紙の茶色いカビを取ってみた
木枠のカビを取ってもまだ薬剤が残っていたので、壁紙のカビにも使ってみました。
壁紙にはカビホワイト赤を使うのがいいみたい(後で気づいた)

茶色いところはサビだと思っていたのですが、どうやらカビのようです。
軽く埃をとった後、窓の木枠の時と同じようにハケでカビホワイトを塗ってみました。

すごいぞ!!白くなったぞ!!
白い壁って気持ちがいいですね。
お部屋が若返っていく感じがしてとても気持ちがいいです。
カビホワイト(緑)を使って思ったこと
カビホワイトを使って窓枠の黒カビと壁紙の茶色いカビを取ることができました。


お家が若返って嬉しいぞ!
今回カビホワイトを使って思ったことをまとめてみました。
- 年季の入ったカビは1回では取れない
- 木が毛羽立ってしまったら#120でやすりがけをすると良い
- 壁紙にも使えた
- 狭い範囲はハケを使った方が無駄なく薬剤を塗布できる
- 薄くても塩素の香りはするので換気をした方がいい
- 拭き取らなくても大丈夫なのは精神的に安心する
個人的には、薬剤を拭き取れなくても乾けば無害になるってところがとても良かったです。
薬剤をかけて放置した後に何かするという行為は忘れがち&面倒臭いので。
窓枠に関しては長年黒カビを放置していたにもかかわらず、ほとんど取り除いてくれたのが嬉しかったです。
これからも少しずつ家の修復を進めていこうと思います。
読んでくれてありがとうございます!
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