みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
管理人のかざひなです。
前回買ったボンローラーに詰めたインクがとうとう無くなりました。
使い切りました!!
と、いうわけで次のインクを入れようと思います。
ていうかこのボンローラーって万年筆みたいに再利用できるもんなの?
検証していきます!
ボンローラーを分解して中身を確認してみた
インクを使い切った後の中身ってどんな感じなんだろうと分解して覗いてみました。
おぉ…見事にインク色に染まっておられる。
これって水に漬けただけで取れるやつなのかね。
使い終わったボンローラーを水に浸けてみた
前回ボンローラーに使ったインクは水性インクなので、水に浸けてインクを取り除いてみました!
水に浸けるための容器はなんでも良いですが、管理人は紙コップを使っています。
写真はボンローラーを水に浸けた直後のものですが、こうやって薄く染まってる感じを見ると、万年筆のお手入れと同じ感じでインクが抜けていくかもしれません。
15分経過。
だんだんと水に溶けているのが分かります。
12時間後。
こうやって見ると、まだ全然書けたんじゃないかと思うんですけど、書けないんですよね〜。不思議ですね。
さて、1日が経過した状態がこんな感じです。
だいぶ紅に染まってますね。ここまでくるとまだインクが滲み出てるのかどうかが分かりにくいので一旦洗います。
管理人ね、とっても馬鹿なことしたんだけどさ。
コンバーターは水に浸けだけじゃ中のインクが取れないから水の吸い上げを何度もしてインクを抜いてね。
コンバーターとペン先を繋げて洗う
さて、紅に染まった水から取り出し、洗ったコンバーターとペン先はこちら。
かなりインクが取れていますね。
ペン先のインクが絡んでいる細かい隙間も洗いたいので、ペン先にコンバーターを付けて水の吸入を気が済むまで繰り返します。
水を吸い上げてみると、やはり少しインクが残っているのが分かりますね。
このインクの色がなくなるまで、コンバーターを使って水を入れたり出したりするわけです。
お手入れ中に変なところに水が入った時
管理人、なぜかコンバーターのネジ側の方に水が入っていたことに気がつきました。
そんなときは下の画像のような感じでネジを何度か回しておくと取れます。
吸入口を上に向けるのと、少しネジ自体を左右に動かして見るのがコツです。
洗い終わったコンバーターやペン先は乾かしておきましょう。
私は1日ぐらい置きました。
洗い終わったボンローラーに新しいインクを入れよう
1日乾かしたボンローラーはこちら。
1日置いたからって乾くわけじゃないんだな!?
管理人の部屋、寒かったからなのか1日置いたぐらいじゃ何も乾いてなかったです。
インクの取れ具合を確認するためにティッシュにペン先をつけたところ…
1日もかけて水に浸けたのにインクが抜けきれていないだと…!?
まじかよ…どうすんだこれ…
ちなみに万年筆のお手入れについて調べたらこんなことが書かれていました。
※色の濃いインクが布やティッシュペーパーに付着しなければ洗浄完了です
セーラー万年筆 より
天下のセーラーが言っているなら良いんじゃない?
”色の濃い”だもんね。薄いから良いっしょ。
もし最初の色がちょっと前回のインクと混ざったとしても最初だけだよ。
ということで、今回使うインクはこちら。
かつて日本橋で働いていたかの有名なntさんから買わさr…買わせていただいた金木犀のインク。
”インクを減らしたい”と相談しに行ったはずなのに、帰る頃には新しい万年筆とインクが手元にある不思議。なぜ?
このインクであれば、前回のインクが取れきれなくて混ざっていたとしても綺麗であろうよ。何より水性インクだから別に水が少し混ざるくらいどうってことない。
ということで、化粧水用のスポイトでコンバーターに注入してペン先にセットしたら完成です。
元気な感じが素晴らしいね!良い色だよ!
さっそく新しいインクで書いてみよう
さて、問題の色はどうかな?
インクが出ない!インクが出ないよ!!!!
画像はグリグリの終わりかけにちょっと出てる感じのところですが、このちょっと出てるインクの間にこんなことしていました。
これはですね、書いて出てこないならインクをペン先から無理やり吸ったら良いんじゃない?という脳筋的な考えでペン先からスポイトでインクを吸い取ろうとしている図です。
すると、なんということでしょう。
綺麗な金木犀のインクが出てきたではありませんか!
スポイトのおかげかどうかは全く分かりません。でもインクは出ました。
ちなみに、前回のインクとの混じりは目に見えた感じではそんなに分かりませんでした。
案外あのぐらいのインクの薄さであれば問題ないのかもしれませんね。
繰り返し使えるボンローラー
繰り返し使えるんだろうなぁと漠然とは思っていたけれども、今回繰り返し使えることがちゃんと分かってよかったです。
ペンの細さも使いやすいですし、万年筆インクを気軽に減らしたい方にはおすすめですね。
読んでくれてありがとうございます!
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